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高硬度合金接合ダイ・リップ

高硬度合金接合ダイ・リップとは

高硬度合金と母材が拡散接合により一体化されたTダイリップ・コーティングダイ、シートダイ等に開発された製品です。
ニッケル・コバルト系粉末合金を使用し、硬度HRC60以上、耐摩耗・耐蝕性に優れ、フィルム成形自等における「目ヤニ」の激減とスジの減少、コーティングダイは、セラミック系などの硬度の高いフィラーが配合された塗布液使用時には特に効果が認められ、ユーザーより大きな信頼を頂いています。
先端エッジ部等に問題をお抱えなら、是非この高硬度合金接合リップをお試しください。

高硬度合金接合リップの特徴

■鏡面研削によりシャープなリップエッジ

  • 樹脂流動性の向上
  • 樹脂汚れ付着の減少
  • 目ヤニの減少、除去の時間短縮
  • フィルムの偏肉精度の向上

■良好な保温性により幅方向の温度ムラ低減

  • 厚肉精度の均一化を実現

■優れた耐蝕性、耐摩耗性により、鏡面の経年劣化が少ない

  • 高精度成形の継続性が高い
  • ダイ取り換え寿命、メンテナンス寿命の延長
  • 強固な接合により隙間がなく、摩耗に強い
高硬度合金接合リップの特徴

受注のプロセス

  • 合金使用部の打ち合わせ(合金部厚み・幅・長さ)
    合金硬度・完成品の精度
  • 合金使用部の図面製作
  • カプセル図面製作⇒カプセル母材の加工⇒処理⇒母材完成⇒製品化
    (製品形状機械加工⇒研削加工⇒完成⇒各種検査)
    この間、各工程で厳重な管理と検査を行い、お客様に信頼と確実な製品をお届けします。

仕様

高硬度合金接合ダイ・リップ 仕様
  • 母材:SUS
  • 全長:350mm
  • リップ部:ニッケル系合金
  • 硬度:HRC60以上
  • 合金層:8mm
  • 輝線幅:2.5㎛以下
  • 表面祖度:Rz0.2㎛以下
  • 2000mm以上も製作可能